こんにちは、めらです。
みなさんは「STDC」という言葉をご存知ですか?
PDCAの親戚?
この記事では「STDCとは」「STDCの具体例」についてわかりやすく解説します!
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
STDCとは
STDCとは、マーケティングの顧客分析に使用するフレームワークのことです。
「See」「Think」「Do」「Care」の頭文字から構成されています。
直訳すると、「みる」「考える」「実行する」「世話する」となります。
顧客分析を考える際は「カスタマージャーニーマップ」を作成していきます。
このカスタマージャーニーマップとは、顧客がどのような行動をとりながら商品やサービスを購入するかをまとめた図のことです。
カスタマージャーニーマップの作成にもSTDCはフレームワークとして役に立ってくれます!
PDCAと似ていますが違いますよ〜!
STDCの具体例
実店舗を訪れるユーザー(オフラインユーザー)とオンラインサイトを訪れるユーザー(オンラインユーザー)の主な違いは何でしょうか?
たとえば、ゲームをするためにゲーミングPCを探す場合の購入経路を考えてみましょう!
ユーザーは複数の店舗を見て回り、「価格」「品質」「返品条件」「接客」「在庫状況」などを検討するはずです。
そして、すべての情報を参考にして、一番気に入ったゲーミングPCを取り扱っている店舗に戻って商品を購入するはずです。
一方、オンラインでの商品購入における購入経路は「See」「Think」「Do」「Care」の4ステップを踏む可能性が高いと考えられます。
このフレームワークはユーザーと繋がるために注力すべき点を見極める上で役立ちます!
ゲーミングPCを購入するケースを例にこの4ステップを考えてみましょう!
「See」の段階にいるユーザーは、ゲーム仲間がYoutubeやTwitterで投稿したゲームプレイ動画やゲーミングPC紹介動画を見て、次のように考えます。
自分もPCでゲームがやりたい!
次に「Think」の段階では、スマホで「ゲーミングPC 初心者用」と検索します。
検索結果で出てくるブログ記事やターゲットされた広告など、様々なオンラインコンテンツは、意思決定を行うための判断材料になります。
そして、商品を購入するのが「Do」の段階です。
その後、SNSに写真を投稿する場合もあります。
このような購入体験を共有するステップが最後の「Care」の段階です。
絶対に4ステップをすべて踏むわけではなく、「Think」で始まり「Do」で終わることもありますよ〜!
まとめ
というわけで、今回は「STDCとは」「STDCの具体例」を解説しました!
まとめると、
「STDC」とは
→マーケティングの顧客分析に使用するフレームワークのこと。
「See」「Think」「Do」「Care」の頭文字から構成された言葉。
顧客分析にフレームワークを活用して、ビジネスに役立てましょう!