こんにちは、めらです。
以前までは、「IT業界=エンジニア」のイメージがありましたが、withコロナ時代に突入し、リモートワークが普通になりつつある現代において、対面販売からEC経由での販売にビジネスモデルをシフトさせる動きが加速している傾向があります。
それに伴って、実は今、Webマーケターという仕事のニーズが急激に増えています。
ただ、この記事を見ているあなたは、「エンジニアからWebマーケターに転職するにはどうしたらいいんだろう」と気になっているのでないでしょうか?
・エンジニアからマーケターに転職したい
・Webマーケティングに興味がある
・エンジニアとマーケターの違いを知りたい
この記事では、そんなあなたの疑問にお答えするため「エンジニアからWebマーケティング業界にキャリアチェンジする方法」について詳しくご紹介します。
この記事を読み終わる頃には、具体的な転職手順が一通りわかるようになるので、ぜひ最後まで見てくださいね。
記事の内容
- Webマーケティングとは
- エンジニアとWebマーケターの共通点
- エンジニアとWebマーケターの相違点
- エンジニアからWebマーケターになるには
- 実際の事例をご紹介
記事の信頼性
- Googleデジタルワークショップ修了済
- Webマーケティングの本を多読中
- Twitterのフォロワー1000人越え
それではいきましょう!
Webマーケティングとは
具体的な転職方法を知る前に、そもそもWebマーケティングの意味や仕事内容についておさらいしておきましょう。
Webマーケティングとは、Web媒体を用いてマーケティング活動のこと言います。
これまでのチラシなどを使ったプロモーションは、その後のユーザーの動きが取りずらかったのですが、WebマーケティングではGoogleアナリティクスなどの分析ツールを使うことで、ユーザーの動きを容易に追跡することができるようになりました。
これにより、実施した施策の改善を回せるので、今注目されているマーケティング手法と言われています。
具体的なWebマーケティング手法は、以下の通りです。
具体的な施策
- SEO(検索エンジン最適化)
- Web広告運用
- SNS運用
- メールマーケティング
- コンテンツマーケティング
「どれか1つだけを学んでいれば大丈夫」というわけではなく、その場にとって最適な施策を見極めることが大切ですね。
エンジニアとWebマーケターの共通点
エンジニアとWebマーケターの共通点は、以下の3つです。
共通点
- 市場価値が高い
- リモートワークがしやすい
- スキルを活かしやすい
- 副業との親和性が高い
1つずつ見ていきましょう。
市場価値が高い
実際に求人検索をしてみるとわかりますが、エンジニアやマーケターのニーズはかなり高まっています。
まずはエンジニアの求人倍率です。
エンジニアやクリエイターへの案件紹介をおこなっているレバテックの「前年同月比でエンジニア転職希望者150%・案件希望者210%へ増加」によると、22年6月の正社員転職の求人倍率は15倍を超えており、コロナ禍においても順調に成長していることがわかります。
Javaに関しては21.8倍でした
次にWebマーケターの場合です。
副業マッチングサービス「KAIKOKU(カイコク)」を運営している株式会社BLAMの「マーケターの実態に関する調査」によれば、約98パーセントの人が自社のマーケティングに関して人材不足を感じていることを明らかにしました。
また、求人状況においても大手転職サイトdodaは、以下の見解を述べています。
2022年下半期の企画・マーケティングの転職市場においてコロナのマイナスの影響はほとんど残らないでしょう。withコロナ時代に突入し、非接触がスタンダードになりつつある今、対面からECのビジネスモデルに比重を移す企業の動きは今後も加速するため、企画・マーケティングのニーズは2022年下半期も増加すると予想されます。
転職市場予測2022下半期企画・マーケティングの転職市場動向
以上のことから、これら2つの職種は今後も市場価値が向上していくことが予想されています。
リモートワークがしやすい
次にこれらの職業はリモートワークがしやすいです。
具体的には、エンジニアはコードを書き、Webマーケターはデータ分析や施策の立案などをおこないます。
リモートワークの有無は企業によって異なりますが、有りの企業を選ぶことで生活スタイルを変えずに、転職をすることができますよ。
スキルを活かしやすい
次にこれらの職業は一部スキルを活かしやすいです。
具体的には、Pythonの言語を使っている場合、データ分析で大いに役立ちます。
また、SEOにおいてもHTMLやCSSやJSが読めるので、顧客に改善を求められたとしても、他のエンジニアを経由しなくても、技術的な問題を一人で解決できますよ。
副業との親和性が高い
最後にこれらの職業は、副業との親和性が高いです。
まったくの未経験だと仕事を受けることは難しいですが、業務経験1年以上あれば「実務経験あり」と評価されるので仕事を受けることができます。
ちなみに案件の探し方は以下のサービスを使うといいでしょう。
収入経路が複数あることで心の安定になりますよね
また、副業の収入が本業を超えた場合は、独立も検討できますよ。
エンジニアとWebマーケターの相違点
エンジニアとWebマーケターの相違点は、以下の3つです。
相違点
- 正解がない
- スキルが定着するまでの時間
- 普遍的なスキルが身につく
1つずつ見ていきましょう。
正解がない
Webマーケティングは、人間を相手に仕事をするので、プログラミングと違い、正解がありません。
具体的には、プログラミングは、コードを間違えた時にエラーが表示されますが、Webマーケティングの場合はエラーが出ず、自分で探さないといけません。
この時、以下の作業をおこなって正解を導き出します。
正解までの道のり
- データを元に問題点を見つける
- 施策を練り直し、実行する
- 結果を確認する
- 再度問題があれば、練り直す
このように正解は、インターネットには載っていなく、データを元に自分で見つけ出すことが求められています。
スキルが定着するまでの時間
Webマーケターはエンジニアに比べて、短期間でスキルを習得することができます。
今回は、未経験からスクールに通っての学習時間を比較対象とします。
まず、プログラミングスクールの場合は、QREOプログラミング教室の「プログラミングの勉強時間はどれくらい?おすすめの勉強方法についても紹介」によると、平均学習時間は200時間と言われています。
一方で、Webマーケティングスクールの場合は、デジプロによると、学習時間は合計40時間と言われています。
以上の結果から、Webマーケターはエンジニアに比べて、5分の1の労力でスキルを習得できると言えます。
もちろん、この調査は「学ぶ分野が違う」とツッコミ所が多々ありますが、あくまで目安としてみていただければと思います。
普遍的なスキルが身につく
Webマーケティングのスキルは、一度身につければ、一生食っていけると思っています。
なぜなら、企業は常にマーケティング活動をおこなっており、マーケターは顧客の心理を理解しています。
そのため、仮にマーケターから営業にキャリアチェンジしたとしても、顧客の心理を理解しているので、物が売れやすい状況を作ることができるからです。
しかし、エンジニアの場合、どんなにいいサービスを作ったとしても、それが人の目に触れなければ、存在しないサービスと同義で意味がありません。
ただ、一つ勘違いしてほしくないのですが、エンジニアが将来性がないと言っているわけではありません。
エンジニアの論理的思考力はビジネスで重宝されるので、こちらも一生食っていけるスキルだと思っています。
エンジニアからWebマーケターになるには
エンジニアからWebマーケターへの具体的な転職プランは、以下の通りです。
未経験からWebマーケターになる方法は大きく分けて3通りです。
Webマーケターになる方法
- スキルを身につける
- ポートフォリオを作る
- 転職活動を始める
1つずつ見ていきましょう。
スキルを身につける
1つ目はスキルを身につけることです。
Webマーケティングのスキルは経験でしか身につきません。そのため、いくらインプットに力を入れたところで頭に入っているだけで何も意味がいないんですよね。なので、アウトプットの比率上げて行く必要があります。
また、数あるWebマーケティング会社の中でも、あなたが入社したい会社は「どの施策をメインにおこなっているのか」を意識して勉強するといいでしょう。
ちなみに私がおすすめしている独学の方法は、以下の4つです。
勉強方法 | おすすめ度 | 難易度 | 費用 |
ブログ・SNS等の運営 | (4.6) | (3.3) | 月額1000円程度 |
本 | (4.0) | (2.1) | 本によって異なる |
Webメディア | (4.0) | (1.1) | 無料 |
動画コンテンツ | (3.8) | (2.1) | サービスによって異なる |
それぞれの方法について詳しく知りたい方は「【未経験者向け】Webマーケティングの勉強方法5選を徹底解説」を参考にしてください。
【未経験者向け】Webマーケティングの勉強方法5選を徹底解説
「Webマーケティングを学んでみたいけど、勉強方法がわからない」こんなお悩みありませんか?この記事では未経験者向けにWebマーケティングの勉強方法5選をわかりやすく解説しています。これから学んでみたい方におすすめです。
続きを見る
また、独学をしていて挫折をしてしまいそうな時は、Webマーケティングスクールを検討してもいいでしょう。
スクールに通うことで完全未経験でも現場で使える実践的なスキルが身につきます。それに加えてスクールの手厚いサポートや独自の非公開求人のサービスを受けることができるため、一般よりも有利に転職活動を進めることができます。
以下は当サイトから最も申し込み数が多く、他のサイトやSNSでも人気のあるスクールです。
手厚い転職サポート付きのスクール
- デジプロおすすめ
※受講者数No.1!!実践的なカリキュラムであなたを全力サポート。 - WANNABE Academy
※実務経験が積める唯一のスクール。実務経験があれば採用で有利に。 - WEBMARKS
※業界でも希少なSEO専門のスクール。転職に加えてフリーランスコースも受講可能。
未経験である以上、まずは「スキル」を身に付けることを優先するべきですね
それぞれ無料体験や無料相談をおこなっていますので、今抱えている不安をこの機会に相談してみませんか。
ポートフォリオを作る
2つ目はポートフォリオを作ることです。
すでにエンジニアとして働いている方であれば、就職の際に作ったことがあると思うので、イメージがつきやすいと思います。
Webマーケターの場合、以下の実績をポートフォリオとして利用すればいいでしょう。
ポートフォリオ例
- SEO→検索上位の実績
- SNS→フォロワー1000人
- Web広告→運用実績
- 動画→youtubeやTikTokの登録者数1000人
企業によっては、募集要項に具体的な数字を示している場合があるので、その場合はそれに従いましょう。
転職活動を始める
3つ目は、いよいよ転職活動を始めます。
具体的には、転職エージェント・サイトに登録していきます。
その理由は、転職エージェントを使うことで、書類選考や面接の回数を減らすことができます。
また、プロのキャリアアドバイザーのサポート(書類・面接対策)を完全無料で受けることできるからです。
Webマーケ特化型エージェント
- マスメディアンおすすめ
※マーケティング職を目指すなら登録必須。評判はこちら - UZUZ(ウズウズ)
※20代フリーター・第二新卒専門。評判はこちら - GEEKLY(ギークリー)
※IT業界に強い。利用者満足度も好評。評判はこちら - doda
※転職者満足度No.1。転職するなら登録必須。評判はこちら
それぞれ無料相談をおこなっているので、転職に抱えている不安をこの機会に解き放ってみませんか。
無料相談をしたからといってサービスを強制されることはないのでご安心を!
ちなみに、Webマーケティングスクールに通っている方は、スクール限定の求人だったり、選考が短縮する場合があるので、不安な方はスクールに通うことをお勧めします。
実際の事例をご紹介
実際にエンジニアからWebマーケティング業界へ転職を成功された方をご紹介します。
実際の事例をご紹介
- 中島さん→大手SIerから転職
- 宇野さん→システム開発会社から転職
- 広瀬さん→インフラエンジニアから転職
皆さんの意見を参考にして、将来のイメージをしてみましょう
中島さんの場合
中島さんは文系学部から新卒で大手SIerに入社し、2年間エンジニアとしてメーカー系のシステム開発に従事しました。
その後、「目に見える成果を追いかけたい」と「市場価値の高いスキルを身につけたい」という理由から、Webマーケティングを学ぼうと、転職について好評のWebマーケティングスクールの「マケキャン」を受講されました。
転職先では広告運用の担当として配属予定で、将来的にはマネジメント側も挑戦していきたいと考えているようです。
中島さんの今後のご活躍に期待ですね
中島さんのインタビュー記事の詳細は、こちらの「この先40年、人生を懸けてやりたいと思える仕事がしたい。成長機会を求め、システムエンジニアからWebマーケターへ。」を見てくださいね。
また、中島さんが受講された「マケキャン」の評判や詳細については、こちらの「転職率98%のマケキャンbyDMM.comの評判やおすすめできる人を徹底紹介」を参考にしてください。
転職率98%のマケキャンbyDMM.comの評判・口コミやおすすめできる人を徹底紹介
Webマーケティングに興味を持ち独学で挑戦したものの、独学に限界を感じてしまった経験はありませんか?また、転職目的でWebマーケティングスクールの受講を考えた経験はありませんか?この記事ではマケキャンの評判・口コミやおすすめできる人を徹底紹介しています。
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宇野さんの場合
宇野さんは新卒でシステム開発会社に入社し、10年間勤めました。
しかし、仕事に対して物足りなさを感じるようになり、転職を決意するようになりました。
宇野さんは、趣味でブログを運営していたこともあり、転職の軸としてはシステム開発とプログラミングが活かせる仕事を探していました。
その後、現在働いている株式会社アクシスを見つけ、社長のビジョンに心打たれ、入社を決意されました。
現在は、コンサルティング部に所属されており、アクセス解析・広告運用・施策の提案など幅広くご活躍されています。
宇野さんの今後の目標は、「しっかり成果を出すこと」と「後輩がマーケティングを楽しめるような仕組み作り」を考えているようです。
宇野さんの今後のご活躍に期待ですね
宇野さんのインタビュー記事の詳細は、こちらの「エンジニアから、webマーケターへ。目まぐるしく変化する環境が、最高に刺激的です。宇野一成」を見てくださいね。
広瀬さんの場合
広瀬さんは、前職はインフラエンジニアをしており、サーバーの保守・運用・監視業務・窓口SEを4年間従事されていました。
その後、別の会社に同じSE職として転職されましたが、継続して使える技術的ノウハウが3割程度という現状から、1つの会社に長期的に担当したいと思い、知り合いからの紹介でアックスコンサルティングに加わりました。
SE職としての採用予定でしたが、マーケティング部門が人手不足のため、こちらに配属されることとなりました。
転職時は知識がゼロからのスタートでしたが、当時の上司の元で色々と教えてもらい、少しずつ確実に業務を覚えていかれました。
広瀬さんはこの時の経験から、マーケターに必要なスキルやスタンスは以下の2つが大切だと感じたそうです。
大事なこと
- PDCAを回すこと
- 営業やお客様がどう思っているかを意識すること
広瀬さんの今後の目標は、「新しいスキルやノウハウの習得」と「新しいシステムを通して、ユーザーさんに成功体験をしてもらうこと」を考えているそうです。
広瀬さんの今後のご活躍に期待ですね
広瀬さんのインタビュー記事の詳細は、こちらの「SEの経験を活かしてマーケターへ。エンジニアにも求められるマーケティング思考とは」を見てくださいね。
まとめ:実は似ている転職手順
というわけで、今回は「エンジニアからWebマーケティング業界にキャリアチェンジする方法」についてご紹介しました。
Webマーケターになる方法
- スキルを身につける
- ポートフォリオを作る
- 転職活動を始める
エンジニアとWebマーケターは、共にクリエイティブな職業なので、基本的には転職の手順は似ています。
そのため、一度エンジニアとして働いている人は、特に困ることなく転職できると思いますよ。
また、給料に関してですが、Web系の職業は副業との親和性が高いので、休日に副業をすれば、あなたのスキルやクライアントからの受注数によってさらに稼ぐことが可能です。
それに仮に明日会社が倒産しても、スキルがあれば自分だけで生きていく力を身につけることができます。
だからこそ、今の生活に不満や不安を感じている方は、Webマーケターという働き方を検討してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【未経験者向け】Webマーケティングの勉強方法5選を徹底解説
「Webマーケティングを学んでみたいけど、勉強方法がわからない」こんなお悩みありませんか?この記事では未経験者向けにWebマーケティングの勉強方法5選をわかりやすく解説しています。これから学んでみたい方におすすめです。
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